一樹:
それで、今はその資金集めをしているんですか?
亜紗比さん:
そう。
今現在45万円くらい。
一樹:
すごいですね!
スタートは5千円だったんですもんね(笑)
亜紗比さん:
うん。
でもほんと5千円位かなと思っていたのが、90倍になったから(笑)
一樹:
すごいですね(笑)
亜紗比さん:
でも始めた時も0よりはマシだって思いで始めたら、
「絶対マイナスなことは無いや」と思って。
一樹:
うんうん。
亜紗比さん:
大体200円か300円で苗木一本買える。
私が誰か一人ずつ話をして、
「共感できたら200円300円寄付してくれない?」って言って、
200円300円なら一人でそんな負担にならないし。
それがもらえたら、もう一本苗木が植えられる。
一本の苗木っていうのは、たくさん実がなるじゃないですか。
そう思うと、すごい可能性があると思って。
だから苗木を送って植林をしたいと思った。
一樹:
現在、募金だとかそういった窓口はホームページからですか?
亜紗比さん:
そうですね。
一樹:
何か色んな方に、関わっていただけたらいいなと思いますね。
亜紗比さん:
うんうん。
一樹:
僕達も今回は、亜紗比さんのホームページを見せていただいて、
僕らにできることって何かなと思って。
この対談させてもらい、紹介させて頂くことも
僕らが協力出来る事じゃないかと思ったんですね。
まずは色んな方に、知ってもらうことじゃないかなと思います。
亜紗比さん:
はい、そうですね。
ありがたいです。
始めたきっかけもそこだったんで。
5千円だったら自分で送ればいいじゃないですか。
でも一人でも多くの人に知ってもらったらっていうのも、
周りも自分も意識が変わってくるし。
一樹:
だからこそ、45万円ていう金額が集まったんですもんね。
亜紗比さん:
そうそう、
そうなんですよね。
マレーシア・ボルネオ島のサバ州にティウロンという人口100人程の小さな小さな村があります。
でも、その村は水道がなく、雨水だけで生活をしています。
いつもは、雨水をタンクに貯めて飲料水、水浴び、洗濯に使っています。
そんな村に、2001年8月に私はホームステイに行きました。
村の人々はとても歓迎してくれ、私に大切な宝物をプレゼントしてくれる女の子もいました。
お礼がしたいと思い、私の持ち物で何か欲しい物はないか尋ねたところ…
『何もいらない。あなたに出会えたことが、何よりものプレゼントだ』と言ってくれました。
帰り際、ホームステイ先のお父さんと握手をすると、
その手の中にはお金が含まれていました。
日本円にすれば数百円だと思いますが、
それほどまでに重みのあるお金を手にしたことはありません。
自分よりもきれいな服を着て、きれいな靴を履いている私に…
あなたなら、裕福に暮らしている相手にお金をあげようと思いますか?
ボロボロになった子供達の服を一枚買うこともためらい、
生活に困っている人が裕福な日本人に、幸せを願ってお金を差出すのです。
私は涙があふれて受けとることが出来ませんでした。
私は、少しでもその家族と村が住みよい環境になるように
植林の為の募金活動を、2007年の2月から個人で始めました。
そして、この村などへの植林・農村体験ツアーを2008年の7月末頃、
オイスカ中部日本研修センターが協力して作って下さることになりました。
一人でも多くの人に現地の状況を知ってもらいたいという想いと、
何よりも現地の人の優しさに触れて欲しいと思っています。
一本の苗木からいくつもの実が実るように、たくさんの可能性を苗木に込めたいと思っています。
植林をして実が実れば生活の糧になります。
たくさんの苗木が森になれば、雨も降ります。
いつか 苗木に実が実る頃、 離れ離れになっている家族が共に暮らせることを願って…
(河合 亜紗比)
★植林ツアーの参加希望や、活動へのお問い合わせは、
『ティウロン村の笑顔を守りたい』HPへ
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