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ティウロン村支援:河合 亜紗比

8 昔の日本のようなティウロン村

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亜紗比さん:
あとスリランカ。
あっちも貧富の差がすごく激しくて、いいとこはすごいんですけど、
貧しい村にホームステイした時は池がお風呂。

昼間見たらとても入れるような池じゃなくて、
そこで頭も体も何なら牛も一緒だったし、ゾウも(笑)

一樹:
ハッハッハッハッハ(笑)
あらゆる動物すべてが一緒。

亜紗比さん:
そうそう。
でも蓮は咲いてるし、山はすごいキレイだし、
贅沢っていったら贅沢かなぁって思いながら、
でも水はちょっと見ないように入りましたけど(笑)

一樹:
アッハッハッハッハ(笑)

亜紗比さん:
一緒に入ったスリランカ人が病気になっちゃって入院しちゃったんですけど。
その人も高級階級な人だったから普段池には入ってなくて、
一緒に入ったらその人の方が入院しちゃって。

で、日本に電話がかかってきて「亜紗比さん大丈夫だった?」って。
「あ、全然大丈夫です」って言って(笑)

一樹:
ハッハッハッハッハッハ(笑)

亜紗比さん:
私は多分大丈夫だったんですけどねぇ。
そう、でも「病気は、なって当たり前」と思って今は行っています。

一樹:
そうですよね。

亜紗比さん:
そうした方が病気になった時にどうしようって思わない。

でもミャンマーに行った時は栄養失調になって。
それで「注射をする」って言われたけど、注射はちょっとエイズとか怖いなと思って、
だから「いいです」って断って。

あの時は何を飲んでも日本の薬じゃ効かなかったですね。

一樹:
そうやって旅が好きで、ティウロン村に行ったのも、
旅好きっていう精神で行ったんですね。

亜紗比さん:
そうそう、最初は。

一樹:
ティウロン村には、子供たちが多いんですか?

亜紗比さん:
そうですね、一家族に5人くらい居るかな。

一樹:
若い方は大体村を出て行っちゃうんですよね。
働き盛りになった方たちは。

亜紗比さん:
うん、でもお父さん達くらいかな。

一樹:
そっかぁ。

亜紗比さん:
でもやっぱりさっき言ったみたいにモノがない分、無い中で遊ぶのが上手ですね。
お父さんがギターを弾いて、兄弟全員が一緒になって踊ったりするんですよ。
ちょっと日本では見ないなって。

兄弟で手を繋ぐなんて、ちょっと恥ずかしいとかあるじゃないですか、日本人って。
でもあっちはみんな楽しそうで。
モノが無いほうがいいんじゃないかな、みたいなところもあったかな。

一樹:
家族はみんな仲はいいんですか?

亜紗比さん:
う~ん!みんな仲良くて、どこまでが家族なのか、
その日によっている人が違う(笑)

一樹:
アッハッハッハッハ(笑)

亜紗比さん:
村が家族みたいな。

一樹:
うん。

亜紗比さん:
だから「今日はうちにおいでよ」って泊めてくれたりとか。

一樹:
昔の日本のような。

亜紗比さん:
うんうん、みんなが支え合っている。
だからみんなが横に繋がっているんですよね。
今は個じゃないですか。

一樹:
そうですよね。

~ティウロン村の笑顔を守りたい~  今 私にできること

マレーシア・ボルネオ島のサバ州にティウロンという人口100人程の小さな小さな村があります。

でも、その村は水道がなく、雨水だけで生活をしています。
いつもは、雨水をタンクに貯めて飲料水、水浴び、洗濯に使っています。

そんな村に、2001年8月に私はホームステイに行きました。
村の人々はとても歓迎してくれ、私に大切な宝物をプレゼントしてくれる女の子もいました。

お礼がしたいと思い、私の持ち物で何か欲しい物はないか尋ねたところ…

『何もいらない。あなたに出会えたことが、何よりものプレゼントだ』と言ってくれました。

帰り際、ホームステイ先のお父さんと握手をすると、
その手の中にはお金が含まれていました。
日本円にすれば数百円だと思いますが、
それほどまでに重みのあるお金を手にしたことはありません。

自分よりもきれいな服を着て、きれいな靴を履いている私に…
あなたなら、裕福に暮らしている相手にお金をあげようと思いますか?
ボロボロになった子供達の服を一枚買うこともためらい、
生活に困っている人が裕福な日本人に、幸せを願ってお金を差出すのです。

私は涙があふれて受けとることが出来ませんでした。

私は、少しでもその家族と村が住みよい環境になるように
植林の為の募金活動を、2007年の2月から個人で始めました。

そして、この村などへの植林・農村体験ツアーを2008年の7月末頃、
オイスカ中部日本研修センターが協力して作って下さることになりました。

一人でも多くの人に現地の状況を知ってもらいたいという想いと、
何よりも現地の人の優しさに触れて欲しいと思っています。

一本の苗木からいくつもの実が実るように、たくさんの可能性を苗木に込めたいと思っています。
植林をして実が実れば生活の糧になります。
たくさんの苗木が森になれば、雨も降ります。

いつか 苗木に実が実る頃、 離れ離れになっている家族が共に暮らせることを願って…

(河合 亜紗比)

★植林ツアーの参加希望や、活動へのお問い合わせは、
 『ティウロン村の笑顔を守りたい』HPへ

 http://tiulon.web.fc2.com/

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