一樹:
植林の体験はいかがでしたか?
亜紗比さん:
植林は…結構大変でした(笑)
一樹:
写真では山の上で植林されていましたね。
亜紗比さん:
そうそう。
一樹:
村からすぐ近くなんですか?
亜紗比さん:
結構歩いたかなぁ。
一樹:
1時間かかったと言ってましたよね。
亜紗比さん:
そういうところもありました。
一樹:
苗木を担いでいくんですか?
亜紗比さん:
苗木はとりあえず一台の車に積んで持っていってくれたかな。
でもみんな鍬とか持ちながら歩いていった(笑)
一樹:
アハハハハハハ(笑)
開拓者ですね(笑)
亜紗比さん:
で、やっぱり現地の人の方が農業に慣れているんですよね。
だから土が固かったりしてすごい大変で、
それだけでも日本人はもたついていて。
だから余計に「私たち役に立っているのかな」
って思っちゃうのかもしれないけど。
でもそこに来た意味っていうのは、植林ツアーとは言っても
植林だけがメインじゃ無いから。
ここに来て、みんながそこでなにか感じてくれた時点でいいのかなぁって。
で、みんなはやっぱり「私なにかできたのかな」って言うけど、
そこで「全部できたんだ」ってみんな満足しちゃったら、
そんな2週間で満足できるツアーだったらそれで終わりになっちゃう。
でもそこで…まぁこれは私の考えだけど…
「これで良かったのかな」っていう想いが、
「私まだこれができるんじゃないかな」って
活動を次に繋げていってくれるきっかけになるのかなって。
一樹:
本当にそうですよね。
因みに、どんな木を植えたんですか。
亜紗比さん:
ゴムの木が多いです。
ゴムの木は産業になるから。
で、育ち安くて仕事になれば。
やっぱり自立できるものっていうのが必要。
一樹:
ティウロン村の一番の産業はなんですか?
亜紗比さん:
やっぱりゴムだと思います。
で、今ゴムの値がすごくいいみたいだから。
でも育つのに7年かかります。
前植えた木もありましたけどね。
一樹:
なるほど。
亜紗比さん:
日本人が木を伐採して、栄養のある木が無くなって、
林みたいな状態なんで、一度焼畑っていう感じで燃やしちゃって、
栄養のあるもの、ゴムの木を植えたり、あとは米を陸で育てるって。
焼畑後の植林は、ちょっと土が乾燥してて大変だったけど。
一樹:
植林は何本くらい植えたんですか。
亜紗比さん:
何本くらいかな。
とりあえず、ティウロン村の方は1軒に100本づづ贈ったけど、
でも行ってる間に全部は植えれなかった。
一緒に植えたのは200本くらいかな。
一気にバーっと植えすぎても現地の人が育てられないらしいです。
一樹:
そうか。
亜紗比さん:
支援って難しいですね。
一樹:
そうですよね。
前もおっしゃったように、結局「植林に来ました!」といきなり持っていって、
「後はお願いします」じゃなくて持って行ったものに対してどれだけ向こうの人が
気持ちよく継続していけるか。
そこまで考えて初めて支援ですよね。
亜紗比さん:
育っていかないと意味がないから。
一樹:
他にも井戸堀以外にも、
亜紗比さんのなかで「こんな支援ができるな」とか
実際今回行ってみて他にも色々でてきたことってありますか。
亜紗比さん:
今度やりたいなって話が出ているのが
「環境教育キャンプ」3月にツアーを作る予定です。
木の大切さや、環境の大切さをマレーシアの子供達と
泊り込みで勉強します。もちろん楽しみながら。
植林した苗木も大切に育ててもらえると思います。
一樹:
それは日本の子供達もですか?
亜紗比さん:
現地の子どもたちに教える為のプログラムです。
日本人も募集しますよ。でも高校生以上かな・・
後は、ティウロン村だけじゃなくて、これからもご支援頂けるなら、
違う村や、違う国にも活動を広げていきたい。
ティウロン村っていうのは、
生きるか死ぬかっていうところじゃないけど、
参加者は、ここに支援する意味が行ってわかったって。
もっともっと困っている国は
沢山あるかもしれないけど、それを「したい」って思わせる何かが
ここにはあるんだって、行って気づいたって言ってた。
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