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ティウロン村支援(対談2回目):河合 亜紗比

7 最終:今後の活動について

【資料を見て】

一樹:
キャノピーウォークってなんですか。

亜紗比さん:
これも観光地なんですけど、
すごいジャングルのなかを探検するっていう。

そこにすごい高いつり橋があって、
それをみんなでわたるんですけど、
やっぱりそれも男の子が一番怯えてた(笑)

一樹:
アッハッハッハッハ(笑)

亜紗比さん:
そうそう(笑)

一樹:
ティウロン村は日本からだと、どうやって行くんですか。

亜紗比さん:
今回は香港を経由して、コタキナバルっていうところに行って、
コタキナバルの空港からタクシーとかバスに乗って車で3時間位。

一樹:
そうなんですか。

【参加者の感想分を見ながら】

亜紗比さん:
こうやってみんなの感想文を読んでいると「良かった」と思います。

一樹:
本当にそうですよね。

亜紗比さん:
一緒に行った子たちに100%満足をさせようと思うと
なかなかみんな目的が違って。

私は交流がしたい、私は木を植えたいとか色々目的がある中で、
例えば交流をメインにすればやっぱり植林が減っちゃうし、バランスが難しいです。

私はみんな、80%くらい満足感があればいいやって。
まぁ引率者がそんなんじゃいけないかも知れないけど(笑)

何か一つ根付いたなら、私はそっちの方が大事だなぁと思う。
不満はあるかも知れないけど、何か一つ根付くものがあれば、
それがきっと繋がるから。

一樹:
不満はありますよね。

亜紗比さん:
うん、そう思います。

満足できないっていうのは、
多分行って、その人たちに出会ったからじゃないかなと私は思っています。

私もどれだけ何かしても、
やっぱりまだティウロンの人たちに恩を返せてないって思うから。
それだけ与えてくれるものが大きかった。

一樹:
さきほど、『次の目標』っておっしゃってましたが、
井戸を掘ることですか。

亜紗比さん:
うん、井戸を掘るっていうのと、
3月に環境教育キャンプをして、また会えるっていうのと。

一樹:
『また会える』っていいですね。

亜紗比さん:
うんうん、会えるって大きいのかも。
顔が見える支援て大きいですよね。

一樹:
うんうん。

亜紗比さん:
知らない人じゃここまで頑張れ無かったと思う。
やっぱり世界でこんなに困っているんだよっていう事を
テレビとかで見て、「わぁ大変。なんかできないかな」って思うけど、
その思いって薄れていっちゃうなか、一度会った人への想いって薄れないっていうか。

あきらめそうになるとその人たちの顔がバーって浮かぶ。

「あぁ、まだ返せてないな」ってそれが原動力になって
「喜んでくれるかな」って思うとそれが楽しみになって。

一樹:
う~ん。

亜紗比さん:
着いた時はもう大号泣でした(笑)

「やっと着いたぁ!」っていう。
今回は特に想いが大きかった。1年半の活動期間があって。

一樹:
そうですよね。
本当に大きく動いた1年半ですもんね。

亜紗比さん:
なんか色々あってもそこに行くとやって良かったって、
もうすべてが吹っ飛びます。

一樹:
募金の方も今までと変わらない集め方ですか。

亜紗比さん:
うん、そうですね。
今度はまた「井戸を掘っていきたい。」ということも伝えながら、
『チャレンジしてもいいよ』という方々を探し、協力をお願いしたいなと思います。

一樹:
また確認なんですが、ペットボトルのキャップだとか、
書き損じはがきとか、あと亜紗比さんが色んなところで出したブースでの募金活動。
この3つ位ですか軸になっているのは。

亜紗比さん:
そうですね。
後はオイスカが募金の窓口を作ってくれているので、
日本全国どこからでも大丈夫です。

一樹:
はい。
ホームページにはそのオイスカのリンクってはってありますか。

亜紗比さん:
うん、載ってます。

一樹:
はい。
今回も、貴重なお話をありがとうございました。

亜紗比さん:
ありがとうございました。

 

【ツアー参加者感想】
(抜粋)
行ってみて、楽しかった。
一緒に行った仲間もかなり楽しい。
そして何よりティウロン村の人、子ども達、あの雰囲気がとっても好きだった。

ティウロン村に着いた時、茶色い池があってそこで洗濯物をするんだよーって
あさひちゃんが言った時、ティウロン村の三日間は洗濯物をするのをやめようって思った(笑)
でも、三日間の間でそんな思いはもろく崩れた。

最終的にはその池で泳いで子どもと遊んでいた。まさにティウロンマジック。

(抜粋)
「植林活動」という問題を例にすると、この活動は支援するだけじゃダメなのです。
いかに植林した木を、永続的に見守っていく事ができるかという事がこの問題の本質となってきます。
問題を解決するには日本人とマレーシア人の両者の想いが必要となります。

「これから、木をどの様な目的で利用するのか?」などと話し合う必要もあります。
今回のキャンプで一番勉強となった事はこれです。
そして、僕は、もう一つ得た物があります。それは知識では無い、純粋な彼らからの思いです。

僕が虫嫌いである事を理解して、僕が虫を発見した時は親身になって対処してくれました。
また、植林活動の際も「仕事が大変だろう」とマレーシアの人々が文句一つ言わないで
自分の分の水を分けてくれました。

だから、お別れの時に「さようなら。また来てくださいね・・・私たちの事を忘れないで下さい!」
と泣きながら言われた時は本当に、心を打たれる物がありました。

僕は生涯、彼らの優しさとマレーシアの美しさを忘れないでしょう。
そしてまたマレーシアに戻り彼らと再会する事を約束します。

(抜粋)
…特にティウロン村は私にとってある意味衝撃の体験でした。
ティウロン村は日本とは違って、水道も電線も冷蔵庫も洗濯機もないけれど、
道を挟んだら家から大きな声で呼び合ったり、子供たちは夜まで外で遊んでたり、
勝手に人の家に入っていったり、夜に外で合唱したり、その声につられて外に出ていったり、
夜にはいっぱいの星空があったり…。

ほかにもたくさん。ティウロンには日本にはないものがたくさんありました。
なにより子供達の笑顔。
みんなきらきらした目で、言葉もあまり通じない私の手をとって遊ぼうと言ってきます。

こんなの初めてでした。
なんにもないけれど、水や仕事の問題はあるけれど、
私の目には日本よりも豊かな暮らしがあるように思えました。
そんなティウロンが、そこにいる人たちが大好きになりました。

 そして、ツアー中にはいろんなことを考えました。
マレーシアと日本の関係ってなんだろう、植林する意味ってなんだろう、
ここに植林することによって村人にどんな意味があるのだろう、
村を支援するってなんだろう…たくさん考えて、たくさん質問しました。

(中略)

こんな風に頭でっかちになっていた私は、このツアーでもっと大切なことを学びました。
小難しい話はどうでもいい。大切なのは、村の人と肌で触れ合うこと、人間として付き合うこと。
「この笑顔を守りたい」というシンプルな気持ち。

誰かのために何かをしたいという気持ち。
この気持ちは実際に人と触れ合わなければ、絶対に生まれないものです。

そんな当たり前で、でも一番大切なものに出会えて本当に良かったです。
今回出会えたこの気持ちを大切に、これからも何かに関わっていきたいと思っています。

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