※午前中の講演会が終わった後、午後から実際のセッションを見せてもらいました。
一樹:
セッションについてお聞かせください。
下和田さん:
実際のセッションでは泣くことを我慢してなかなか泣かない子、
初めからかわいく泣ける子、激しい泣き方をする子様々ですが、
どの子もセッションを繰り返していくと次第にかわいい泣き方に変わってきます。
今日のお子さんは激しい泣き方をするお子さんでしたが、見ていていかがでしたか?
子どもの泣き声を聞いていて、辛いなぁって感じはなかったですか?
一樹:
僕は、ずっとコブシを握っていました。
お子さんの泣き叫ぶ声にはやっぱり辛いものを感じました。
泣き叫ぶ声と、その実の子どもに向き合うお母さんの想いがたまらなくて、
胸が痛くなりました。
今の世の中、そういったお母さんが沢山いらっしゃると思うんです。
正直、母親が実の我が子を虐待してしまう想いも、見えました。
僕にはまだ自分の子どもはいませんが、目の前で苦しんでいるお母さんがいると思うと、
抱っこ法という解決策があるのであれば、下和田さんの活動を皆さんに知って頂くきっかけを
つくりたいと思いました。
リュート:
僕には、子どもが4人いて、抱っこ法の事は知りませんでしたが、
夫婦でカウンセリングを勉強した事があって、
子どもの問題は夫婦の問題がとても影響していると思います。
だから本来、まずは夫婦がきちんとした関係を築くことで、
子どもにできるだけストレスを与えない環境を作ろういうことで、
やってきています。
それでも、子どもというのは突然バッとヒステリックになることもあって、
取っ組み合いもして、手足を押さえつけて泣かすっていうことを
1時間ぐらいしたこともあります(笑)
けっこうそういう事をやっている中で、
子ども達は信頼してくれる感じがしていて。
だから、抱っこ法を見ていて必要なことだなぁっと思いました。
それともう一つは、
今のお母さん達はそれを自力で出来ないんだと思っていまして。
それはちょっとしんどいだろうと思った時に、
抱っこ法のようなサポートをする必要があるのかなって思います。
その部分が辛いなと思いました。
ようするに抱っこ法を見ていて、
あれはお父さんがやる姿に見えたんですよね。
本来、お父さんがやるべきことを変わりにやっていかなければいけない
今の時代の難しさみたいなものを、すごく感じました。
下和田さん:
そうでしたか、
いや~、なんかお二人の話を聞いていると、
深いところで感じていらしてすごいと思いました。
言葉は適切でないかもしれませんが、レベルが高いというか・・・。
ちゃんと自分の感じているものを見えていらっしゃるんだと感動しました・・・。
実は男性の方が「男は泣くな!」と育てられてきているので
泣くことに対する抵抗は、女性よりもずっと大きいんですね。
なので、男性のお二人がいろんな気持ちを感じながらも、
泣くということを丁寧に受け取っていただいて、本当に感動しました。
今日の親子との前回のセッションの時には、
聞き分けが無いような振る舞いをしているけど、この子の本心は、
『こんなに大好きなお母さんなのに、
僕はお母さんを困らせてばっかりで、だから僕は辛いんだ、
苦しいんだ、悔しいんだ。』
って、彼の気持ちを思いながら代弁したら
大泣きしたんですよね。
今日以上に・・・。
でも、大人の方が泣くことを受け入れられないと、泣き方の違いなんて分からないんですよね。
「泣いているとかわいそうだから、もう止めてほしい・・・」って。
今日はそんな説明もほとんどしないままだったのすが、
それでも今お二人の感想を聞いて僕はすごくホッとしたというか。
とても良い方とご縁をいただいたなぁと思いました。
一樹:
こちらこそ、有難うございます・・・。
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