一樹:
例えば、抱っこ法を通して下和田さんの
体験談を幾つか聞かせて頂けますか?
下和田さん:
そうですねー。
最近でいうと、今パッと思い出したのが、
今日も卒乳・断乳の話をしましたけど、おっぱいを止めた後に、
熱が出てしまい、いつもグズグズいってお母さんからちっとも離れなくて、
体の調子が悪くて、ずっと風邪を引いてるんです、っていうお子さんが、
一回、セッションして断乳の慰めをしただけで、
もう来なくていいっていうぐらい元気になりました。
とか(笑)
一同:
へ~!!
下和田さん:
それと、僕もビックリしたんですけど、
抱っこ法でアトピーが治るなんてお伝えしたこともないんですけど、
「アトピーが無くなってきました。」という方がいらっしゃいました。
リュート:
治るんですか!?
下和田さん:
確かに、精神的な面からきてる部分もあると思いますから、
気持ちが楽になったから、アトピーが出なくなったとも考えられますよね。
けっして僕は、抱っこ法でアトピーが治ると言うつもりもありませんけどね。
リュート:
そういう事もあるということですね。
下和田さん:
そうですね。
それはびっくりしました。
あとね。
最近多いなぁと思うのが、『泣かなくなった子ども達』
僕たち抱っこ法の援助者は、苦しくなって泣けなくなった子どもたちや、
泣くことに歯止めをかけて上手に我慢している子どもたちを、
泣くと楽になるからいっぱい泣こうね、と
気持ちよく泣かしてあげることをしているんですけど
どうしても泣かせてあげられない子どもがいるんです。
完全に泣きのブレーキを上手にかけていて・・・。
一同:
へ~。
下和田さん:
そういう子は、泣かないって決めてきたその信念に触れていくんですけど、
「小さい時はどうでしたか?」ってお母さんに聞いてみると。
「よく泣いてる子でした。 泣かれるとイライラするんですよ。」って、
子どもに泣かれると困ってしまうお母さんの気持ちを感じ取って、
「泣かない」ってどこかで決めてきた。
でも、そういった子が泣き始めるときは、
苦しそうに泣くの。
う゛ーっ、う゛ーっ。
って絞り出すように。
「泣かないぞ、泣かないぞ、泣かないぞ、うぅぅ・・・」って、
そこまで頑張るんだ・・・って。
切なくなるような泣き方をるすんです。
この子どもたちは、お母さんのために泣かないぞって頑張っている、根っからの
「頑張り屋さん」なんです。だからお母さんに甘えるってことも、とっても苦手なんです。
そんな子ども達も、上手に泣いて気持ちを訴えられるようになってくると、
それにつれて甘えることも上手になって、そうすると本来の子どもらしい
かわいらしさを取り戻してきます。
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