【木を植えた人 朗読:榊原忠美・杪谷直仁(ほえたに)さんプロフィール】
~榊原忠美(さかきばらただよし)さん~
(劇団クセックACT所属)
独特の声、表現力、風貌から「怪優」と形容される。
劇団公演として「イエルマ」(ガルシア・ロルカ作)、
「ドン・キホーテ」(セルバンテス作)など多数。
ソロ活動として「砂の本」(ボルヘス作)など。
杪谷直仁と全国で朗読会
全10話です。(2009.1.24対談)
★【木を植えた人】HPはこちら。
朗読会依頼もHPからお問合せいただけます。
http://www.tree22.com/index.html
ある人が並はずれた人物かどうかは、長い間にわたって
その人物の活動を見つづけることができたときに初めてよくわかります。
もし、その人の活動が、たぐいまれな高潔さによるもので、
少しのエゴイズムもふくまず、しかもまったくの見返りをもとめないもの、
そして、この世に何かを残していくものであることが確かなら、
あなたはまちがいなくわすれがたい人物の前にいるのです。
★下記のHPから、榊原さんの朗読を一部聞くことができます。
ぜひ、視聴下さいませ。
http://www.tree22.com/listen.html
一樹:
今日は、きらきら塾で講師として
朗読をしてくださるということで、
大変有り難く思います。
塾を始める前に、お二人がなぜこの『木を植えた人』の物語を
長年に渡って朗読し続けてきたのか。
色々とお話を伺っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
榊原さん:
よろしくお願いします。
杪谷さん:
お願いします。
一樹:
まず、この『木を植えた人』の小説は、
どのような経緯で世界中に広まったのでしょうか?
榊原さん:
これは、フランスの作家『ジャン・ジオノ』という方が書いた作品です。
1953年に出版されたんですが、この物語は著作権をフリーにして、
全世界に広がった作品です。
日本では、原みち子さん始め、多くの方が訳としてますが、
中にはアニメで有名な高畑勲さんも、この本を訳しています。
一樹:
そうだったんですね!
榊原さん:
実は、そんな経緯があったんです。
一樹:
では、現在の朗読をされる前のお二人の経緯について
聞かせていただけますか?
榊原さん:
私は、1980年に劇団を作りまして、
その劇団の役者として芝居を続けてきました。
役者ですから、表現するということが第一なんですね。
その為には、どうするかというと、
劇団で公演をすることや、
他にも言葉について、表現について模索してゆく、
「試行錯誤してゆく場がほしい」ということで自分なりに空間を利用して、
肉体言語をという形でもって、
動きとセリフという形で一人芝居をしてきたんですね。
音楽家の方と一緒に活動したり、照明さんともコラボレーションする
ような形で、ずっと続けてきました。
杪谷とは仕事以外にも、コラボレーションと言う形を通して
色々とやってきました。
その中で93年にこの作品(木を植えた人)に出逢いました。
それで、この作品は自分が朗読するのに、
とても合うんじゃないかと思ったんです。
私の声のトーンや雰囲気と、
この本の内容がとても合うと当時は思っていたんでしょうね。
その後、98年に『木を植えた人』の朗読をイベントで披露するはずが、
なんとそのイベントが中止になってしまい、
実際には99年からこの朗読をスタートさせました。
そんな経緯ですね。
一樹:
それでは、お次は杪谷さんはいかがですか?
杪谷さん::
私は、福井の民放FMラジオ局に84年くらいから勤めていて、
番組制作をしていまして、榊原とは85年ぐらいにFM開局した頃から
一緒にお仕事させてもらっていました。
だから、20年以上の付き合いになります。
それで、当時僕はディレクターで、
榊原はパーソナリティという関係でした。
情報系の番組が多かったんですが、
その時から番組で『語り』をしていたんです。
一樹:
その頃からですか!?
杪谷さん:
今みたいに、朗読という形で始めたのは、
僕がサラリーマンを辞めてフリーになってからです。
榊原さん:
それ以前には、もっとアバンギャルドな訳の分らない作品の
朗読をしていました(笑)
その時に、杪谷が音をつけたり照明をしてくれていたんです。
ディスカッション
No comments for “第1話:『木を植えた人』”
コメント投稿