一樹:
お二人は、お住まいも離れているにも関わらず、
こうして10年間で257回も一緒に活動をつづけてこられた
モチベーションの秘訣は何かありますか?
榊原さん:
杪谷がよく言うんですが、禊だそうです(笑)
一同:
(爆笑)
一樹:
なるほど!!(笑)
杪谷さん:
日頃、気を張った仕事をしているが故に、
月に一回ぐらい違うことをしてみたいと思うんです(笑)
一樹:
僕も昨年の年末に、初めてお二人の朗読を聞かせていただきました。
その時に、とても静寂さを感じたんです。
なので、杪谷さんのおっしゃる
『禊』というのもなんとなく分かります(笑)
杪谷さん:
いつも思っているんですが、
我々を呼んでいただいて、
『木を植えた人』を聞きたいと言ってくださる人は、
皆さん良い方ばかりなんですよ。
良い人しか居ないんじゃないかというぐらい。
一樹:
だから、そういった方達とご縁をいただくことで、
癒されるんですね。
榊原さん:
杪谷はそうでしょうね。
照明と音響を担当しながら禊しながら(笑)
私のほうは、割と戦っているんですよ(笑)
一樹:
(笑)
榊原さん:
先ほどお話したように、私の場合は表現しているわけですから、
どういう風にしゃべったら観客に伝わって、この空間に音が広がるのか。
自分の体調が良いとき、悪いとき、
全部合わせて朗読しています。
多分、40分間は二人とも感じているものは別だと思いますね。
始まるときと、終わったときに同じ想いでいるんだと思います。
結局、これも環境問題にスポットをあてて
活動している訳ではないですから、
強調的にならなくてよいですよね。
一樹:
そうですね、お二人が活動を始められた10年前というのは、
環境問題のことはほとんど注目されておらず、お二人にしてみれば
まわりの時代が変わったということですよね。
榊原さん:
そうそう!その通りだと思います。
杪谷さん:
10年前に環境のことを伝えていたのは、
本当に少数派でしたよ。
省エネや水の節水など、珍しかったですよ。
でも、僕らのしてきたことは今と何も変わりません。
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