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だいじょうぶ絵本:後藤 政幸

第8話:障害に関わる現実

絵本『だいじょうぶ だいじょうぶ みんな 大好きだから』

088

一樹:
物語の内容が後藤さんで、
絵を書かれたのが?

後藤さん:
岐阜の【Blues Cafe】
っていうカフェのオーナーのユウイチ。

ユウイチは、妹が知的障害者なので
過去に妹がまわりからいじめられている場面も自分で経験していて、
けれど自分はこの子を障害面倒みていかなければいけない。

親の方が順番でいくと先立ってしまうから、
そのことで彼の中ですごい葛藤があって。

やっぱり生まれてくる意味を考えるようになって、
「妹がいるから今があるだ」ということが分かるようになって。

その時に、足が無い僕とバッタリ知り合って、
お互いが何か同じような想いで、
この本を作ろうということになって。

実際今でも、PTAや小学校の役員会で、
知的障害の子が3人でコンビニで買い物をしている姿を見て、

「犯罪を犯すかもしれないから、
その3人を家の外を歩かせないでください」
という親も実際にいるんだわ。

それがすっごいショックで・・・。

一樹:
・・・。

後藤さん:
でも、障害のない人のほうが犯罪率が圧倒的に多いじゃん。
分かっていてやっている人のほうがタチが悪い。

実際にそう言う人が現実的にいるということは、
この絵本で本当の意味をみんなに
世界に届けていく必要って絶対にあるのかなと思う。

だから片足で生きてゆく糧というのはそこにあるのかもしれない。

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