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路上詩人:虹の伝え人 MAX

第7話 女の子を救ったエピソード

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一樹:
先日、あるイベントでMAXがブースを出している時に、
路上で詩を書いた人が「千人を達成しました!」って言っていたよね?

MAX:
そうですね!

一樹:
路上に出てから詩を書いて、
その詩を書いた人とのエピソードや出逢いをいくつか話していこうよ。

MAX:
印象的な出逢い…う~ん。
すごい頭に残っているのは、
「死にたい」っていう人がたまに現れるんですよね。

で、ある時に名古屋で路上詩人をしていて、
珍しく行列ができた日だったんですよ。

その頃はまだかけだしだったので、
行列ができている時に女の子が横からピョっと入ってきて
「お兄さん、今日何時までいますか?」って言われて。

「今日は23時くらいまでですよ。」
「じゃあ、また後で来ます」って。

「また後で来ます」って言う人たくさんいるんですけど、
だいたい来ないんですよね。

だから僕はあんまり期待してなかったんですけど。
「まぁ多分あの人も来ないだろうな」と思っていたんです。

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それで、その行列が無くなって、
22時くらいになって、
「う~ん、多分来ないだろうな、帰ろうかな」って思うんですけど

「今日は帰るな。」って言葉がずっと出てて。

で、待っていたらすぐその女の子が来て。

それで、
「いやぁ~、来てくれたんですか?待ってました!」

「来ましたよ、ずっと書いて欲しかったですもん」
って話して。

一樹:
へぇ~。

MAX:
「まあ座ってください、名前を教えてください。」って教えてもらって、
名前を色紙に書いて、
その人の目を見ようと思ってパッと見上げると、もう泣いているんですよね。

名前を書いた瞬間泣き出してて、思わずヘッドホンを取って
「あの、まだ名前しか書いていないんですけど…(笑)」

はやっ!!!みたいな(笑)

「よく泣かれる方いますけど、
名前で泣かれたのは始めてなんですけど」って言ったら、

「いや、何でもないんです。何でもないんです。」って。

「まぁ、いっか」と思ってまた書き始めたら、
基本的に書いたことはあまり覚えてないんですけど、
それを読みあげたら、ワンワン泣き出して・・・。

それで、「何かあったんですか?」って聞いたら、
「私、すごいうつ病で、ものすごい辛くて、それで頑張っているんですけど、
なかなか成果がでなくて、彼氏はがんばれ、がんばれって言うんですけど、
その頑張れっていう言葉が辛くてもう死のうと思っていたんですよ」って。

でも、「MAXさんがこう書いてくれてすごく嬉しかったです」って。

一樹:
やばいねぇ・・・(涙)

MAX:
お金を置いていこうとしたんで、
「今回はお金はいいんで、死なないでください、
生きてまた会いに来てください。
またその時にでもお金頂ければいいですから」と伝えました。

まだ来てないですけど、
でもその後でその女の子が色んな人に繋げてくれて。
その女の子から「聞いてきました」 っていう人が何人か来てくれて。

一樹:
へぇ~!
嬉しいね!

MAX:
「自分ほんますごいな!あの子救ったんやろ!」みたいな感じで関西人の人が来てくれたり、
よく分からないですけど(笑)

一樹:
え~!(笑)

MAX:
その関西人がまた友達連れてきてくれたり(笑)
関西人パワー不思議ですよね。

一樹:
ほんとだね。

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