
名畑さん:
以前からの知り合いで、
たまたま企画会社をやっている人が名古屋にいて、
その人がこの本の出版者の担当と友達ということで、
名古屋で食事をするというときに、
「名畑さんに紹介するよ」と声をかけてもらって、
それがきっかけで自分の想いを語ったときに、
トントン拍子で話が進んだんです。
一樹:
いつ頃出された本なんですか?
名畑さん:
2002年だから、7年前ぐらいですね。
一樹:
本を出されたとき、
まわりの反応は変わりましたか?
名畑さん:
本を出すとね、
皆「先生!」って言うんだよね(笑)
一樹:
やっぱりそうなんですね(笑)
名畑さん:
「そういうもんなんだ~」って思いましたね。
自分がブレなければ、どっちでもいいと思うんだけど。
自分の中では、特別何も変わったことは無いんだけどね。
一樹:
自分ではなく、
まわりが変わり始めたんですね。
それでも、この本が一つのきっかけで、
ご自分の活動を続けてきた中で、
ひとつの勇気になったのではじゃないでしょうか?
名畑さん:
そうだね。
あ!それとね、元々本を読むことが大好きで、
子どもの時に「自分の書いた小説が本になるといいな」
という夢を抱いていたことを思い出したんです。
一樹:
へ~!!
名畑さん:
結果的に小説ではなかったにしろ、
丸善のレジの前に平積みになっとるのを見た時は
夢のようだったね。
「あ!そうだったよな。そういうのが夢だった!」って、
それさえも忘れていましたね。
一樹:
「こういう形で叶ったんだ!」と。
名畑さん:
そう思うと、これを叶えさせるために今までの自分の人生全部が
必要なことだったと本当に思ったもんね。
一樹:
なるほど。
凄いことですね・・・
名畑さん:
ただね、これが自分にとってよく言われる天職かどうかということは、
自分では全然分からないんだよね。
自分は楽しく気持ち良くやっていることが天職とは限らないと思うんだよね。
一樹:
自分の役割のような?
名畑さん:
役割というと大げさかもしれないよね。
さっきも言ったように、結局は全部自分の為だもんね。
人の為になるということは、
ようは自分が気持ちよくさせてもらえるという事でしょ。
人に親切にするというのは、
喜んでくれるのを実感できる自分が嬉しい訳でしょ。
そう考えると、全部自分の為だと思うんです。
何かをしてあげるのではなくて、
何かをさせてもらうことによって、
自分がよい気持ちになれるということだもんでね。
だから、誰かの役に立つと言いづらいよね。
例えば、僕の言葉を手にとったときに
僕が表現した言葉をどう捉えるかは、
相手の感性だと思うんですよね。
一樹:
名畑さんの言葉は、
名畑さんの想いから出てきた一つの結果であって、
その結果をどう判断するかはお客さん次第ですものね。
名畑さん:
「僕はこういう想いで書きました。」って一つ一つ想いはあるんですが、
だけれども、その想いは相手は知らないわけですから、
やっぱり相手の感性が決めることですよね。
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