
一樹:
実際に、マジックの世界に入ってみて、
自分で思い描いてみたこととのギャップは何かありました?
昇さん:
そうですね、本当に古い業界なんですよね。
言い方は悪いかもしれませんが、『ダサい』という印象がありました。
あるマジックの協会に所属をすると『マジシャン』と名乗れるんです。
ただ、Mrマリックさんはその協会に入っていないんですよ。
一樹:
へ~!!
昇さん:
それでも、一応マジシャンなので
マジシャンとしての線引きが曖昧なんですね。
だから、お金をもらっていたらみんなマジシャンなのかなと思いますね。
一樹:
仕事としてですね。
昇さん:
だから、ダサいんですね・・・。
協会主催のマジックショーのパンフレットなんて、
衝撃的なダサさなんですよ(笑)
一樹:
そんなに!?(笑)
昇さん:
あとは、マジシャンの年齢層が高いんですね。
御爺ちゃん・お婆ちゃんがメインなので。
一樹:
お年寄りのマジシャンって、
良く見ますよね。
昇さん:
そうなんです。
一樹:
昇さんの25歳という若さでここまで活発に動いている
マジシャンというのはとても貴重なんですね。
昇さん:
貴重な存在だと勝手に思い込んでおりまして。
一樹:
でも、見たことないですもんね。
ジャグリングの世界は若い方はよく見ますけれど、
昇さんみたいなタイプは僕も生まれて初めて会いました。
昇さん:
マジシャンで飯を食べている人は、数少ないかと思いますね。
僕は逆なんですよね。
普通は技術を覚えてから仕事がくるじゃないですか。
僕は、技術はまだまだそこまで無いんですね。
でも仕事はあるんですね。
なので、パフォーマンス性では自信があります。
一樹:
そうなんですよね。
昇さんの印象は、パフォーマンス性もそうなんですが、
人やお客さんとのコミュニケーション作りに長けているなぁ
という印象があるんです。
だから、元々身に付いていた才能なのか、
それとも今のマジシャン業界を見て、
「このままじゃいけない!!」と自分で変えていきたいという想いから、
「パフォーマンス性のあるマジシャンになりたい!」
と思って身に付けたものなのか。
昇さん:
以前は、全然社交的でもなく、
ましてや株で生活していたような人間だったので、
コミュニケーション能力なんてなかったですね。
それで、たまたまマジックをすると皆さんが僕に声をかけてくれるので、
繰り返しているうちに自然と身に付いたんだと思います。
マジックをすることで、会話の糸口になるという感じですね。
一樹:
マジックがコミュニケーションツールになっているわけですね。
ディスカッション
No comments for “第2話 マジック業界のギャップ”
コメント投稿