一樹:
やはり出産する時も、お母さんのそれぞれの
個性っていうものを感じますか?
岡野さん:
そうですね。
女性が自由になると、一人一人がみんな違うお産なので、
お母さん一人一人から教わるっていう事を私は学びましたね。
一樹:
はぁ~!すごい!
岡野さん:
今までは、私が妊婦さんに指導していた様な感じだったんですけど(笑)
吉村医院では先生が妊婦さんを自由にさせてくれる事によって、
「その人らしさ」がすごーく出てくるので、
一人ひとりの持っている力に感動しました。
私が指導するなんて、とんでもないということに気づかされましたね。
一樹:
はぁ~!
岡野さん:
若くても、一人ひとり生きてきた人生があるので、
その人の過去を助産婦が受け入れて辛い陣痛の時に、
そばで寄り添って、その人のありのままを肯定していくと、
その人がどんどんどんどん、今までの過去をリセットしながら
生まれ変わっていくっていう現象を見せてもらうと、
「あぁこれは私たちが教えるものでは無くって、
本当に深いものを教えてもらっているんだ」っていう感じがしますね。
一樹:
すごい感動しました!
岡野さん:
う~ん。
一樹:
お母さんの持っている本当の個性が、さっきの管理っていうところで
決められちゃうって事ですよね。
一本に絞られちゃう。
岡野さん:
そうですね。
私の問題ですが、病院で管理してシステムという枠の中で仕事をしていると、
対象の人を色眼鏡で見ていることが多かったなぁと反省しています。
だけど、吉村先生は人を色眼鏡で見るとか、
全く無く、今のこのお産に全力投球している人ですね。
そういうのを見ていると、
その人たちがどんどん生まれ変わっていくんですね。
すごい信頼関係だと思います。
「私たちが何か教えるっていう事では無いんだなぁ」
という事をすごく学びましたね。
一樹:
もう、感動しました・・・。
岡野さん:
う~ん。
だから反対にお母さん一人一人の生き方そのものに、
私たちが教えてもらって、陣痛の時に声を出そうが弱音をはこうが、
「それでいいですよ、上手に乗り越えていますよ」とありのままを
肯定していくだけで、その人が元気になっていく。
そういうのをたくさん見ていると、
「人間の持っている力ってすごいなぁ」と思います。
一樹:
すごいことですよね・・・。
岡野さん:
ウッフッフッフッフッフッフ(笑)
一樹:
はぁ~・・・。
すごいなぁ・・・。
岡野さん:
吉村先生は本当に女性を自由にしてくれるし、
私たちスタッフにも自由にさせてくれる。
それは裏を返せば吉村先生はとっても不自由っていうことなんですよ。
一樹:
もっと聞かせていただけますか?
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