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夢を応援する男:千田 利幸

3 千ちゃんの学生時代

一樹:
少しさかのぼりますけど、
子供の頃は、人と同じことをするのが
嫌っておっしゃっていましたけど
どんなお子さんだったんですか。

千ちゃん:
子供の時?すごいこと振り返らせてくれるね。(笑)
ありがとう。

どんな子供ねえ・・・。
引っ込み思案(笑)

一樹:
引っ込み思案ですかっ!?

千ちゃん:
うん。
幼稚園のころ、家では可愛がられて活発で。
学校行くと、中間の子って言うの??

目立つリーダーシップもないし、いじめられてイジイジしてる
わけでもないし。

常に集団の中にいて、盛り上がりはするんだけど
リーダーではなかったかな。
目立たないと言うか・・・。

でも、先生から見るといい子っていう、そういう感じ。
小学校4年くらいまではそんな子で、
結局それなりには交わって生きていけるんだけど
「なにか意見ありますか?」って言われると、
答えられない。

「外で立ってなさい」 ってよくあった。

よくあった・・・。

自分の中にはあるんだけど答えれない。
言えなくてね。

変わったのが、5年の終わりに学校が分かれたとき、
マンモス校になったので、
8クラスくらいあったのが4クラスずつの学校に分かれたの。

その分かれたことがきっかけになった。
今まで同じクラスにならなかったような子たちと
同じクラスになった。

今までは、いつもなんとなく似たような子と同じクラスだったんだけど。

一樹:
はい。

千ちゃん:
別れたことで、新しい出逢いが沢山あって。

その子たちに出会ったおかげで、
自分がもっと人前で話してウケるんだとか、
「千田君すごいんだ」 って言われることが度々あって。

生徒会とかに立候補して学級委員になって、
人前で話したり、「人の中心になって動くっていうことが
出来るんじゃん。」って思ったのね。

それで変わっちゃった。
中学になったらいつも前にいるようになった。

一樹:
そうなんですか!?

千ちゃん:
1年生の時から生徒会って感じ。

一樹:
へぇー。

千ちゃん:
ずーっとそうだったね。
3年の最後の受験の年も、生徒会やっていたから。
そういう人を引っ張っていくことが好きになっていた頃が中学。

一樹:
なるほど。

千ちゃん:
で、高校を地域で1番の進学校に行って、
同じくリーダーシップとろうと思って。

基本が、中学の時に、自分が言うのもなんだけど
クラスで何番かにいたので、勉強という事とイコールで
自分を輝かせてたんだなという風に気づいて・・・。

僕は人の前で人を引っ張ってくとか、
誰かのために影で生徒会みたいな事をやることが好きなんだと、
錯覚していたんだけど、その基盤に「勉強が出来てちょっと優等生なんだ」
っていう位置付けが、それを上手くまわしてたみたいな。

一樹:
なるほど、なるほど。

千ちゃん:
そこが基盤にあることに気づかなくって、
高校行って「またいくぞー!!」と思ったんだけど、
あまりにも勉強についていけなくて。

365人中360番以下をずーッとうろうろしてるような(笑)

それが、今度はコンプレックスになったんだと思うんだよね。
それからは部活にのめりこんだ。

部活では、結局自分がテニス部で1番手という位置にいれたので、
そういう基盤があって初めて発揮できるタイプ。

だからあんまりいい人間じゃないのよ。

一樹:
(笑)

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