
幸ちゃん:
その後も、実は色んな怪我をしたんだ。
友達と二人で自転車で走っている時に、
たまたま車がパッと出てきて僕はそのまま車に衝突しちゃったりとか。
友達は話をしながらも、しっかり前を見ていたから止まったんだけど・・・(笑)
まぁ大した事は無かったけどね、怪我としては。
でも、もう少し僕が早く前に出ていたら、
僕だけは完全にひかれている状態だし。
一樹:
う~ん。
幸ちゃん:
そうかと思ったら、上っては下る台地を走っていた時に、
上る時にはギアを一番軽くしていたから、
その軽い状態のままで、すごいスピード出ている下り坂で踏み込んだら、
車輪の回転の方が速くて踏み込む力が伝わらない状態で
空回りしちゃったんだよね。
それでバランスを崩して
自分でハンドル操作が出来ない状態になっちゃって、
「これはヤバイ!」と思って、咄嗟に何をしたかって言うと
右手でぎゅっとブレーキを握っちゃったんだよね。
右っていうことは、前輪なんだよね。
一樹:
はっはっはっはっは(笑)
幸ちゃん:
その自転車はめちゃくちゃブレーキが良く効いて、
一樹:
もう予想できますね(笑)
幸ちゃん:
そう(笑)
キュッって。
それでそのまま空中遊泳をして、ダイブしちゃったっていう(笑)
一樹:
あっはっはっはっは(笑)
幸ちゃん:
普通は車の通りが非常に多いところなので、
別の日だったら車にひかれたかもしれない。
そういうような事を何回も何回も体験してきて・・・。
それで、病気で移植をする前に一番大きな出来事だったのが、
夜、道を歩いていたら後ろから車が来て
「気づいているだろうな」と思っていたら
全く気づいてなくて、時速40キロメートル位で僕は跳ねられて。
一樹:
今度は歩いていて!?
幸ちゃん:
車に跳ねられた状態っていうは、
一旦ボンネットに乗って、フロントガラスに頭を打ち付けて、
走っている車なんで、そのまま前に放り出される形で倒れて・・・。
だから、パッと顔を上げたら車が前に走って行っているのが見えた。
「これはひき逃げだ!ヤバイ!」と思って、ひかれた足を引きずりながら、
追いかけたんだよね。
血をたらしながら。
「ヤバイ!逃げられたらイカン!」と思って(笑)
一樹:
うん、あっはっはっはっは(笑)
幸ちゃん:
実はそこまで悪い奴ではなくて、
単に大ボケな奴で(笑)
一樹:
気づいていなかったんですか!?
幸ちゃん:
気づいていなかった。
跳ねた瞬間が分かって無かった。
それでゆっくり止まって、前を歩いていた人に
「大丈夫ですか?」なんて聞いているくらい、
全然分かっていない奴だったんだけど。
それでルームミラーを見たら、後ろから人が…
あっはっはっはっはっはっはっは(笑)
一樹:
こわっ!(笑)
幸ちゃん:
あっはっはっはっはっはっは(笑)
恐い絵だよね(笑)
一樹:
あっはっはっは(笑)
幸ちゃん:
車を止めてドアから出てきた彼が言った第一声が、
「大丈夫ですかー?」って言うから、
「大丈夫なわけないやろー!」って、
うっふっふっふっふ(笑)
漫才じゃないんだから(笑)
一樹:
あっはっはっはっはっはっはっは(笑)
コントみたい!(笑)
幸ちゃん:
あっはっはっはっは(笑)
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