鈴木さん:
それで、入社しましたら雑誌編集だったので、
毎月ある時期にきたら徹夜の連続なんですよね。
そういう戦場みたいな編集部だったので、
猫の手も借りたい時に、
訳の分からない当時33歳の素人の僕が
入ったもんだから、「訳分かんないやつが入ってきた・・・。」
って総スカンになるわけですよ。
編集部だけは、本社から独立した場所にありました。
入社後数ヶ月間、当時の編集長以外は
誰もまともに話してくれませんでしたよ。
猫の手は借りたいし、
「雑誌が死活問題で廃刊になるかもしれない」っていう時に、
未経験のおっさんが入ってきたわけですから(笑)
一樹:
大変な時期だったんですね。
鈴木さん:
僕も負けず嫌いなんで、
そういう態度をとられたら、
「人が3年掛かるところを半年ぐらいで覚えてやろう!」って、
とにかくがむしゃらに覚えたことが、結果的に今に生きていると。
一樹:
元々、「POSH通信」を作成して配っていたように、
もの書きというのはどういった時から始めたんですか?
鈴木さん:
実は、フィリピンクラブの仕事をする前に、
フリーのコピーライターだったんです。
聞こえはいいですけど、広告代理店で働いて、
一人でやっていけると思って、独立しました。
小料理屋が毎月出すDMのコピーや
会社案内、レストランのメニュー、
ドラマのネタ作りなんてのもやりました。
洋服のパタンナーをやった後に、
本当にいろいろな出逢いがありましてね。
一樹:
色んな体験をされてきたんですね。
鈴木さん:
体験というかね。無茶苦茶な生活でしたよ。
今思えば「よくここまで来たな」って感じです。
でもね、何がなんだか分からない日々でしたけど、
たくさんの体験させていただいたので、
心の中にできた多くの引き出し全部が今に活かされていますね。
一樹:
元々、サンマーク出版の専務さんは、
鈴木さんの「POSH通信」を見て、どういうところに共感されて
鈴木さんにお声を掛けたと思いますか?
鈴木さん:
当時、サンマーク出版で出していた雑誌がこれからのライフスタイルを
スピリチュアルな側面から提案するという雑誌だったんですよ。
一樹:
その時期からスピリチュアルが!?
鈴木さん:
はい。
『エヴァ』という雑誌がありましてね。
一樹:
あ!『エヴァ』ですか。
鈴木さん:
ご存知ですか? あれに関わっていたのです。
だから、環境問題や食の問題、
生き方・暮らし方・エネルギー問題とか。
けっこう、今思えば走り的な・・・
ちょっと早すぎたかなという雑誌なんですけど。
だから、きっと僕が「POSH通信」に
書いていた環境問題に対することや、
土壌の微生物のこととか、生き方の話とか、
そういうところに関心を持ってくれていたと思うんですよ。
僕から見たら出版業界の人達は皆さんエリートの方々なので、
僕みたいに訳のわからない全然違う畑から30過ぎで入った人間としては、
居づらかったんですけど、会社的には新しい風を入れたかったという
想いがあったんでしょうね。
一樹:
現在は、もう出版業界に入られてから
何年ぐらいになるんですか?
鈴木さん:
今は、ちょうどまる12年です。
ちょうど干支が一周しましたよ。
書籍の編集になってからは丸10年ですね。
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これからの出版業界がどうなるのか……。
とても気になるところです。
が、ますます人間一人ひとりの「人生の質」が
問われる時代になるでしょうから、
こういう時こそ、僕はサンマーク出版の出番だと
勝手に思っているのです。
あまり自社自慢をするといやらしいですが、
そのような気概をもって
読者やお客様に優良なコンテンツを提供したい。
2009年は新しい動きをしたいと考えています。
Posted by 七沖 | 1 月 2, 2009, 17:41:48
七沖さんのご経歴のものすごさに圧倒されています。
すべてがいまのお仕事に繋がってみえるようで素敵です☆
Posted by りーべる | 1 月 10, 2009, 10:39:10
ご丁寧な書き込みをありがとうございます。
人生はネタづくり、ネタづくり(笑)
困難であればあるほど、
ドラマチックなシナリオが書けます。
主役の僕がけっこう楽しんでます。
Posted by 七沖 | 1 月 12, 2009, 19:38:20