一樹:
それから一年後に吉本の専門学校に行くわけですよね。
てんつくマン:
そうそう、専門学校にね。
一樹:
その専門学校は何年間ですか?
てんつくマン:
一年間だけ。
一樹:
あぁ、一年間だけ。
てんつくマン:
うん。
それもすっごいええかげんでさ、卒業式が突然やってくるからねぇ。
いきなり偉いさんが「ピザとコーラ買ってこい!」って言って、2月に。
「今から卒業式すんぞ!」ゆうて、「どんな卒業式やねん!」と思って。
そんで3月やと思ってるやんか。
一樹:
うん。
てんつくマン:
2月やねん。
多分、もうめんどくさくなったんやろな。
一樹:
アッハッハッハッハ(大爆笑)
てんつくマン:
「卒業させたい」って思ったんやろな(笑)
一樹:
(笑)
へぇ。
てんつくマン:
辞めろっていうやつは指さしていくねん。
「お前辞めろ、お前辞めろ、お前辞めろ・・・」ってゆって。
でもその指さされた奴が、まぁ面白いやつやねんけどな。
一樹:
へぇ~。
てんつくマン:
ほんで「銀行口座教えろ」って言われて教えたら、
給料が入り始めんねん。
一樹:
へぇ~。
てんつくマン:
だから契約せぇへんねん。
一樹:
はぁ、すごいなぁ。
てんつくマン:
すごい会社やで!
で、いつの間にか吉本やねん。
一樹:
スルーなんですか?
てんつくマン:
そうそうそうそうそう。
一樹:
ハッハッハッハ。
てんつくマン:
ほんまヤクザの世界やな。
一樹:
へぇぇぇ~。
てんつくマン:
「あいつちょい殺してこい」言われて殺してきたら
「小遣いや」って渡されてるようなもん。
一樹:
(笑)
てんつくマン:
それがちょっと「あそこで笑わしてこい」って言われて、
行って笑わしてきたらお金が入る。
初めに「これはギャラいくらやぞ」っていう話は一切無いから。
与えられたものだけいただきます。
一樹:
今でも変わらないんですか?
てんつくマン:
吉本は変わらんよ。
今、多分ちゃんと契約してる芸人さん50人いないと思うで。
一樹:
へぇ~。
てんつくマン:
99(ナインティーンナイン)ぐらいでも契約してないと思うなぁ。。。
一樹:
え"~~~!(驚)
てんつくマン:
多分ねぇ。
今田さんも契約してないんちゃうかなぁ、多分ね、聞いてみなわからんけど。
松本さんクラスくらい、ダウンタウンさんクラスぐらいまでしか契約してないと思う。
一樹:
へぇ~、めちゃめちゃ上の人じゃないですか。
てんつくマン:
だからテレビ局から100万もらって、
「はい、99(ナインティーナイン)1万円ずつ、吉本98万円」でも全く文句は言えない。
一樹:
はぁ~。
てんつくマン:
まぁそんなことは無いけど。
漫才ブームの時はあったみたいやけど。
一樹:
へぇ~。
てんつくマン:
でもなんかやっぱりね、給料はどんどん高くなっていくよね。
てんつくマン
元、吉本のお笑い芸人でありながら、路上詩人として活躍。 映画監督の夢を持ち、2003年には映画「107+1~天国はつくるもの~」を製作。 現在では、映画を通して全国で上映&講演会を開催。 環境問題や海外支援にも感心を持ち、全国を飛び回っている。
ホームページ(http://tentsuku.com/)
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